人気ブログランキング | 話題のタグを見る
戦場のピアニスト The Pianist

戦場のピアニスト The Pianist_a0008516_10405757.jpgピアノというだけでひかれてしまったのかもしれません
前から気になってたのですが、見てしまいました

ホロコースト(大量虐殺)やアウシュヴィッツ強制収容所、ナチドイツを描いた作品は、ライフイズビューティフル、シンドラーのリスト、そしてソフィーの選択、etc と何度もみてきたけど...

これが一番辛かったですねー




ポーランドが舞台ですが、ポーランドがやはり一番ひどかったんですね
このむごさ
強靭な私も見ていて胃がきりきりいたくてどうしたものやら
最後まで見終わった時にはもうくたくたでした
うーむ、おすすめできるといえるのだろうか
見なくてはいけない作品だとは思いますが
辛かったです、とにかく


ワルシャワはこの戦争でドイツに破壊されたところを
「意地で」元道理に修復した美しい町だそうですが
キズは深いでしょう
だいぶ昔に夫さんがワルシャワを訪ねたときに
コミュニケーションをとるのにドイツ語しかなくって
「私のドイツ語だめですねーすみません」
と謝ったら
「ドイツがだめなんだよ」
ってこっそり耳打ちしてくれたのだそうです



どうでもいいのですが、むかーし前世占いというのが流行ったときに
私の前世は
「ポーランドの医者の娘」
でした で、そのせいで泣き虫なんだそうです
一度訪ねてみないといけません




戦場のピアニスト The Pianist_a0008516_10412185.jpgフランスに2年前に旅行したとき
たまたま友人宅である方にお会いしました
Solly Ganorというひとです
家族でその友人宅に遊びにいらしてたのですが
お話をよくきいてみると 強制収容所からの生還者だったのです

米日系人部隊と杉原千畝(すぎはらちうね)さんという日本人に助けられたひとりといって日本人の私をハグハグしてくれました



Sollyさんに杉原千畝は知ってる?ってきかれて
知らなかったのですが(夫さんは知っていた)(はずかしー)
杉原千畝さんというひとは日本版シンドラーだったらしいですね
(ユダヤ人難民に対して、当時の日本政府の意向に反して自分の判断で日本通過のビザを発行し、約6,000人のユダヤ人の命を救った事で知られている外交官)

Sollyさんは本も書いていて、日本語訳もでています
Sollyさんの娘さんはいまでも最後までこの本が読めないと言ってました

あーわたしもこんなぬくぬくと暖かいところでなまけものしてないで
ちゃんとやるべきことをやろうと思いました
そんなこんなで長ーい春休みをとろうとおもいます
ROMのみ、で投稿はしばらくお休みしてみます(自戒をこめ
by ninotika | 2005-03-18 10:53 | WATCHING


<< Kakapo 卒業式! >>