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世界の中心(のようなところ)に行ってみた
ある意味、世界の中心都市である国際都市のジュネーブに行ってきました
目的は...

まず国連 United Nations

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厳重な警備の後ビジターとしてガイド付きツアーに参加
これは国連の古いほうの建物(きれい)

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これは古い建物だけでは足りないので追加された新しい建物
なんだか病院みたいな事務的な雰囲気

ツアーは1時間ほど、いろんな部屋や建物の中をみてまわるのですが
建物の色んなところに各国から国連へのプレゼントが陳列してあります
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例えばこの真ん中の地球儀のような焼き物は日本から
絨毯は中近東のどこかの国から(忘れた)
壁のレリーフはイギリスから
という具合

10月末という時期的なものもあるのかもしれませんがどこもかしこもがら〜んとしていて
「世界の国連」というその一大事という感じがしない(当たり前?)
私個人的にはあまり好きではない(眠くなる)カンファレンスを思い出して
大きなカンファレンス会場というだけでここで何かが起こるっていうエキサイティングな感じはなし

勝手にこんなこと言ってますが、なんとなく重みがないのは、いろんな国からプレゼントされたもの同士が部屋でミスマッチだからかもしれません 国連の立場としてはもらったものを飾らない訳にはいかないしねー いらないプレゼントをもらって困った気持ちになるのと一緒なんでしょうか? 夫はあの壁のレリーフはいいけど、日本の焼き物は趣味が悪いというし、私は日本の地球の焼き物、結構いいじゃないっていうし(笑) どうしよーもないです

「世界平和」っていうけれど、実際にはすごーく難しいことだろうなあと
言うのは簡単だけれど、それを国連レベルで話し合っていくことって大変だろうなあと
建物を見ただけで思ってしまいました


次は赤十字 red-cross croix-rouge本部

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連日オープンしている本部建物内の博物館に言ってきました
ちょうどカンボジアジェノサイドのエキシビションもやっていて、かなりパワフル

ここジュネーブ(スイス)での赤十字のはじまりからそして活動理念まで
ビジュアルに訴えたかなりよくできた博物館です
写真やビデオがたくさんあるので、医者としてのその職業観念をゆさぶられるような、かなりいい体験ができました
赤十字のようなこういった理念のはっきりしたNGO活動はほんとうの意味で実りのあるものだと確信させてくれるような感じ。

赤十字は例えば政府によるジェノサイド(虐殺)などが起きた場合、政府の政策を非難したりすることなく、目的が「負傷者を助けること」にしぼられているので国連や各国からの政府援助がなかなか現地に到達できない難しい状況でもうまく介入していること とっても賛同できます

そして最後にWHO

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うーん、こんな巨大な建物のなかで働きたくないなあ
(仮にオファーがあったとしても、の話)
....

早々に引き上げてジュネーブの旧市街をぶらぶらと。
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パリのような大都会の雰囲気っていい...
建物もゴージャスです
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やっぱり仕事のオファーがあったのなら(ないけど)
こんな所に住んでみたいと思わずにはいられなかったのでした...
by ninotika | 2006-11-18 03:40 | TRAVELLING


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